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ありきたりな物語/作:BOOK & とらのすけ

「ありきたりな物語」


シャルロット[男女不問]
人間の将来を背負って立つ人間
元々皇族の出であるが,落ちぶれて魔族の為に奉仕する
人間界を背負って剣士として旅立つ

イヴース:♂
魔族の軍隊長
軍を率いて進軍してくる

ヒュロス:♂
天界,人間界の英雄にしてトップ

市民A,B,C:[性別不問]

少女

下級悪魔[性別不問]






ナレーション(市民C):魔族と人間界,そして天界は絶対に混じりあうことはなかった。お互いの領域は絶対に穢さないと暗黙の了解の元で生活してきたからである。
だが刻一刻と秩序の大変革の足音が近づいていることを人々は知る由もなかった


Episode:1

Scene:1

[舞台:ルーテ河のほとり,ラミァール]

市民A:うわぁぁぁぁぁぁぁ!魔族じゃぁぁぁぁぁぁぁ!
市民B:なんだって!?そんな馬鹿な話が!?
[オールキャスト]:[逃げ惑う声]

イヴース:ヒュロスはどこだ[にらみを利かせ一般市民を絞めあげて問いただす]
市民C:っ...。祭壇の間だっ...[息絶える]
イヴース:ふっ...[死体をどさっと投げ捨てる]

ヒュロス:おぉ,神よ。全知全能の神,ゼウス様よ!我々をお助けくださいませ![祭壇に向かって祈る男の姿]
イヴース:お前か,ヒュロスというのは
ヒュロス:いかにもそうでございますが。何用でございますかな?魔界のお方
イヴース:早速で悪いのだが,ここで死んでもらう。ふんっ![魔剣を振り下ろす]
ヒュロス:おっと![短剣で受け止める]
そう簡単にくたばって,この世界を治められますかな!
イヴース:ふむ。それもそうであるな。
だがこれはどうであるか!ダークペイン!
ヒュロス:っあっ![祭壇もろとも吹き飛ばされ,真っ白な壁に叩き付けられる。ずるずると床に]
イヴース:おやおや,無様だな。それでもこの世界を治める賢者ですかな?
人間界もこれで終わりだ!闇夜の恐怖[オプスキュリテ]!
ヒュロス: ...まだ負けてはおらぬ!守護神の鉄槌[クラッシング・オブ・ガーディアン]![二つの光線がぶつかりあう]
イヴース:ふんっ![少し力を入れるとすぐに押し戻されるヒュロスの光線]
...手間をかけさせおって。[ヒュロスの短剣を拾い上げる。短剣は新しい主人に合わせて魔の色に染まる]
よいか,低俗な人間どもよ!たった今お前たちの救世主は陥落しこの世界は我々のものとなった!
従って,お前たちは我々魔族の手先となって我々の為に奉仕するのだ!
...っふ...あはははははははは...![高笑い]




5 years later...

[舞台:同市,人間族が疲れを癒しに隠れて集うバー]
[オールキャスト]:[ガヤガヤ騒がしく]
市民A:あれからひと月...あの男は大丈夫だろうか...
市民B:打倒イヴースを目指して旅立っていった者は誰一人戻ってきていない...。
市民A:あぁ。ルース,アルス,ソロ...
市民B:それにジレン,セアト,初の女勇者ステフ。いずれも戻ってきていない。
市民A:そしてひと月前に発ったあの男...名はなんといったか
市民B:アトレア,だな
市民A:そうだったな。そやつらは今頃畑の肥料にされてしまっているのだろうか...
市民B:わからぬ。そして,お上は敵わぬとみてもう勇者は出さぬと仰られている
市民C:それでは,我が人間族は敗北を認めることになってしまうぞ!
市民A:その通りなのだが仕方のないことでもあろう。

シャルロット:何を話しているんだい?

市民A:これはシャルロット様

シャルロット:様はやめてくれよ。今は下級悪魔より下なんだ。

市民B:それでもシャルロット様は私達市民の騎士様です。

シャルロット:ありがとう。それでなにを話してたんだい?

市民A:打倒イヴースを目指して旅立っていった者達の話をしておりました。
戻ってこない者達が心配なのでございます。

シャルロット:そうであったか。騎士でありながら動けないなんて…悔しい……
下手に動けばお前達に被害が及んでしまう…

市民C:シャルロット様……

市民A:シャルロット様お願いがございます。イヴースを倒して頂けませんでしょうか!もう、頼れるのは騎士であるシャルロット様だけなのです…

シャルロット:しかし…お前達が危険になるんだぞ?

市民A:重々承知しております。それでもいいのです。このままでは人間達は酷い扱いをされたまま生きてかなくては行けないのです!
それよりも、光があるのであれば少しの時苦しくても頑張れましょう。それは皆が思っているはずです。

市民B:私もそう思います。
シャルロット様お願いします。

シャルロット:少しの間考えさせてくれ…






Scene:2
[日が陰っていく町の中]

シャルロット:はぁ…どうするべきか…

[歩いていると小さな子供の悲鳴が聞こえてくる]



少女:きゃっ!ご、ごめんなさい。

下級悪魔:おい!何ぶつかってんだ?
服が汚れるだろうが!

少女:ひっ!叩かないでっ!

[叩かれそうになったところをシャルロットが止める]

下級悪魔:あ゙?そこどけ。そこの人間に躾しなきゃいけないんだよ!(ちょっとキレながら)

シャルロット:ぶつかっただけだろう!何故叩く必要がある!

下級悪魔:うるせぇなぁ!人間ごときが刃向かうんじゃねぇよ!あぁそうか、お前も躾られたいのかっ![持ってた剣を振って]

ヒュッ
キンッ

シャルロット:っ!
[隠し持っている小刀で受け止める]

下級悪魔:ちっ、隠し持ってやがったか。
まぁそんな小刀じゃ勝てねぇだろうなっ!

シャルロット:不利であろうが負けることは無いっ!



シャルロットハァハァ…

下級悪魔:ハァハァ…

シャルロット:少し鍛錬を怠っただけでこんなにも疲れるとはな…しかしこちらの勝ちだ!

下級悪魔:ぐはっ…!くっ人間ごときに負けるだと…!?



シャルロット:人間ごときか……
これではいつまでも変わらないのかもしれない…
もし、イヴースを倒すことで変わるのであれば私は倒さなければ。皆を守るために!
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